Secret Code/上木彩矢
最近GIZAにあまり興味が持てない。
まあ京極さんがGIZAに興味を無くすなんて一大事ですわ(by栗田ゆう子)。誰が京極さんだ。
ガーネットクロウの地味で変な歌、北原愛子のあまりにつまんない曲、スパークリングポイントのあまりに安っぽい曲、三枝夕夏の存在自体(4段オチ)とかあまり良い要素が無い。あと岸本早未が1年シングル1枚だけの刑を食らったり。上原あずみが復活してはやみんが干されるとは思わなかった。でもスパーのアルバムも結局買ってしまったし見送ろうと思ってた愛子様アルバムもジャケットがいいからたぶん買いそうだ。結局買わないのは三枝だけ。あと倉木。
2002年あたりに大挙してデビューさせた連中が売れず、かといって消えもせず残り、前がつまりまくりで新人がメジャーデビューできない中、ビーイング復興の期待を背負ってメジャーデビューしたうえきあややのファーストアルバムがこれだ。
1stシングル「Communication Break」は渋いブルース調の曲。近藤ふさのすけが歌えそうな。
次の「ピエロ」はB'zの曲だけどアレンジも松本がやらなきゃあまり意味が無い。
問題は3rdシングル「もう君だけを離したりはしない」が一応ロックっぽいアレンジになっているが、愛子様やはやみんの力量でも歌える曲なのでヤバイと思ったが、予想通り結局普通のGIZA娘アルバムになっていた。
これだったらインディーズ扱いで出た2枚のミニアルバムの方がモダンっぽさがあって面白かった。
80年代後半にボンジョヴィかデフレパードかエアロスミスが歌ってそうな「夏のある日」とか、バブルガムパンク調の「I Sing This Song For You」とか面白い曲もあったけど、全体的には昔巨人にいたシェーン・マックみたいなアルバム。
(シェーン・マック=普通にいい成績だったけど年棒の高さを考えると割に合わなかった選手)
最後の「フレンズ」もいいポップスだが愛子様やはやみんの力量でも歌える歌。というかこの曲Shelaの歌に似てるな。
この人の最高傑作は久里夢の時の「W.H.Y? 一人にしないで」か、「ROCK ON」に入ってる後藤康二作曲の壮大極まるバラード「NEED YOU」のどちらかだと思っているので、あのぐらいの曲が入ってないと満足できない。
高岡亜衣のアルバムに入ってる大島こうすけ編曲のモダンヘヴィネス「ヒトスジノヒカリ」をそのまま上木のシングルで出そう。あんな凄い曲が800枚しか売れてない高岡のアルバムにひっそり入ってて埋もれるのはもったいない。
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