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高橋克典「特命係長」スペシャル版
退廃感漂う原作とはもう完全に別物なのだがこれやって柳沢きみおに5000円くらい支払われるんだろうか。
そういえば原作では入江部長が愚痴をあまり言わなくなった。大市民日記で好きなだけ言っているので必要ないのだろう。
今週は別冊ゴラクが出たのできみおマンガがほぼ毎日読める週なのである。

月曜 週刊現代「新・特命係長只野仁」
火曜 アサヒ芸能「闇華パート2」
水曜 別冊ゴラク「大市民日記」←隔週
木曜 週刊実話「夜に蠢く」

きみおは70年代末にマガジン、チャンピオン、キングで少年誌3冊でヒット作同時週刊連載という今じゃありえない(当時でももう無い)離れ業をやってのけたが30年経っても仕事量変わってない所がすごい。

ところで「夜に蠢く」に新展開があった。
主人公は大出版社の社長の影武者になった男。最初はお飾りの社長で金も自由も無い男が悶々とする話だったが、
友達になった大会社の社長が急死し、その隠れ家のマンションと隠し金と愛人を根こそぎゲット!というご都合展開で話はエスカレート。

・その愛人は処女で、挿入行為以外は何をしてもいいという契約。
→「処女の体を自由にする、これは最高だ! 最高のプレイだ!!」と叫ぶ。
・友人の社長から紹介された中出しOKのホステスしかいない会員制クラブ(何だそれ)に入り浸る。
→「ナマはいい! 中出しは最高だ!!」と叫ぶ。
・睡眠薬を使って雇い主の奥さんをレイプする計画を練る。
→「眠らせてこのすごいカラダを自由にしてやる!!」と妄想し叫ぶ。

この3つを延々繰り返すという狂った展開。ここ数回主人公は「ナマはいい!」としか言っていない。
字だけで追うと最低のマンガのようだが、本当に最低のマンガなんだ! もうホントこれ以上最低のマンガなんて見た事が無いんだ!
人間の欲望を描くとかそんな高尚な考えは一切無い、さえない中年男が突然金と地位を手に入れ女とやりまくるという、週刊実話を見てるエロオヤジの願望がムキ出しチンポで炸裂してるだけなんだ。

今回ようやくその悪行の数々が雇い主の奥さんにバレたので、もうそろそろ適当な最終回に向かっているんじゃないかという気がする。一年くらい前から探偵が主人公を尾行していた伏線がやっと生きた。単行本は無理でもコンビニ本は出して欲しい。
最低のマンガだけど一度読むと続きが気になって毎週立ち読みしなくちゃならなくなるというきみおの魔力は健在。だから立ち読みするなよ、絶対読むなよ!
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無題
お気持ち、よくわかります。
NONAME 2011/07/25(Mon)05:29:34 編集
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熱いフライパンの上で猫踊りさせてやる
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