Vol.1/Hurt
●初夏のUSモダンロック祭り2
シングル「Rapture」がメインストリームチャートで渋くヒット中の新人バンドのデビュー作。とはいうもののそれ以上の詳細は良く知らない。
CDのブックレットもオフィシャルサイトもタロットカードのようなアートワークのみで統一されていて、メンバー写真なども一切出ていない。神秘性を煽る戦略なんだろうけど、新人は俺が俺がって前へ出て行かなきゃ名前覚えてもらえないぞ。
まあvol.1って書いてあるんだからデビュー作だろう。
音の方はライブの「シークレット・サマディー」を思わせるダークな雰囲気だが緩急がありキャッチー、サビでカタルシスを誘うサウンド。個人的に好みの音なので大いに気に入った。盛り上がる所ではストリングスまで使ってやがる。
サイコサスペンス映画のサントラのような風情もある。
Toolをカッチリときれいにしたような感じ。ホームレスを風呂入れて高級な服着せたような感じというか。
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