大市民日記(1)/柳沢きみお
探し回る覚悟をしていたのに、何故かこの本どこ行っても置いてある。普段ゴラクコミックスなんか置かない小さい本屋でも見かける。同じゴラク連載だった「謝肉祭」なんてどこにも置いてなかったのに。大市民シリーズは信用があるらしい。
90年代前半に連載していた初代「大市民」の山形はバイクやオープンカーに乗ったり、沖縄や温泉へ行ったりアクティブだったのだが、今の本作は引きこもってテレビで見たことの文句行ってるだけなのできみお初心者にはあまりお勧めしない。
昔の大市民はちゃんとストーリーがあったのだが。出社拒否の銀行員をはげますために雪国へ日帰りでカニ食べに行く話とか、鬱になった佐竹さんが顔を雨漏りの水に延々打たれてる所とか面白かったな。何でこんなになってしまったのだろう。40代から50代になると人間は偏屈になるということをきみお先生は身をもって教えてくれる。
私は死ぬまできみおについていくが。
探し回る覚悟をしていたのに、何故かこの本どこ行っても置いてある。普段ゴラクコミックスなんか置かない小さい本屋でも見かける。同じゴラク連載だった「謝肉祭」なんてどこにも置いてなかったのに。大市民シリーズは信用があるらしい。
90年代前半に連載していた初代「大市民」の山形はバイクやオープンカーに乗ったり、沖縄や温泉へ行ったりアクティブだったのだが、今の本作は引きこもってテレビで見たことの文句行ってるだけなのできみお初心者にはあまりお勧めしない。
昔の大市民はちゃんとストーリーがあったのだが。出社拒否の銀行員をはげますために雪国へ日帰りでカニ食べに行く話とか、鬱になった佐竹さんが顔を雨漏りの水に延々打たれてる所とか面白かったな。何でこんなになってしまったのだろう。40代から50代になると人間は偏屈になるということをきみお先生は身をもって教えてくれる。
私は死ぬまできみおについていくが。
PR